2050年のアパレル小売り業界
約35年後のメンズアパレル小売り業界についての考察です。
メモがわりに。
GMS
http://toyokeizai.net/articles/-/87684
平場は無くなる。郊外のファミリー層はユニクロ、しまむら、EC、モールで事足りるから。その層はおじいちゃん、おばあちゃんになってもそこで買う。現在のGMSの購買層は50歳オーバーがメインと予想する中で、約10年後に必要とされるとは考えにくい。てか、現時点で限界。大手は平場スペースを賃貸に移行する中で、本当に困るの中小のGMS。大手の相乗りで作っていたメーカーが物を作れなくなる。ので、やっぱり平場そのものが無くなる。
百貨店
https://news.asoview.com/article/1529/
紳士服売り場は無くなる。そもそも地方百貨店も現時点で限界。店舗が減ればメーカーも物が作れなくなるし、こちらも現在の客層の高齢化が顕著な中で約35年後に必要とされているとは考えにくい。ハイクラスのお客はインポートのハイブランドかTOMORROW LANDやESTNATIONのようなセレクトで購入するようになる。ので、そういったセレクトやそのセカンドラインが紳士服売り場に入るようになる。と思う。
ショッピングモール
しばらく伸びるけど2050年頃は落ち目。今モールで買っている層は、EC等でよっぽど魅力的なサービスが出てこない限り将来もモールで買う可能性が高い。それくらい地方のモールの存在感はすごい。マイルドヤンキーも相当居る。そしてマイルドヤンキーはITリテラシーが低いので実店舗で買おうとする。モールの中はファストファッションブランド(外資、国内含め)+SENSE OF PLACEのようなセレクトショップのセカンドラインがほとんどになっていく。それでファンション感度の低〜中層はカバー出来ちゃうから。けど、先に言ったEC等の魅力的なサービスに若い層を取られて苦戦している。
EC
伸びる。フィッティングの問題は解決されネットで買うのがスタンダードになる。ZOZOや楽天、最近本格参戦のAMAZON以外でも個人での作成&販売も簡単になり、そういったのをまとめるサイトやサービスも出現。で乱戦。当然、ファッションレンタルサービスもスタンダードになり服を買わない人も続出。今思いつかないようなサービスの出現も。
ファッションビル
http://komekami.sakura.ne.jp/archives/2947/olympus-digital-camera-286
残る。ファッション感度の高い人の為に都心部に一定の数は残る。でも形態は変わる。現在の店頭販売では無く、ショールームタイプになり、デザイナーズブランド等が各アイテムを各サイズ1点づつ置き、商品は倉庫からお客さん宅に直送、みたいな。もしくは、ネットで選んだ物を指定の日にお店に準備してもらって、そこでまとめてフィッティングして選ぶ、とか。サービスは別として、ファッション感度の高い人の施設は残る。
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以上、独断と偏見と思いつきで書きました。
でも、未来の事を考えると楽しいですね。
ぼくも新しい事に関わっていきたいと思います。
でわ!